今日は、2人そろって予定のない休日。
お天気はいいし、絶好のドライブ日和です。
爽やかな春風に誘われて、あての無い気ままにドライブすることで意見が一致。
向かう方向を、広島の方とだけ決めての出発です。
市街地を抜けると、車窓の外にはあざやかな新緑の山々が広がります。
ここで勇ちゃんが一句。
「目に青葉、山ホトトギス、初鰹」
「ホーホケキョ!」
「ホーホケキョは、うぐいすじゃ!!」
と、突っ込みを入れたものの、ホトトギスの鳴き方が2人も分からず。
「ピョピョ?」 「ヒョッヒョッ?」
考えるのに飽きると、また一句。
「目に青葉~ 山ホトトギス~・・・」
呆れて、返事を返さなくなると。
「新緑やなぁ」 「新緑はええなぁ」
「新緑やでぇ」 「新緑みてみぃな」
今度は、新緑ええな攻撃です。
確かに、この時期の新緑は心が洗われるほどきれいです。
新緑を追いかけながら、辿り着いたのは広島県神石高原町。
先ずは、道の駅・さんわ182ステーションに立ち寄り、情報収集です。
そこでパンフレットを入手。
「うわっ、この辺は、恋人の聖地だって~」
大騒ぎする私に「いや、居るのはリタイヤ組の年寄りばっかりや」
「それに、この辺、オシッコ臭い」
恋人の聖地には、無縁のおっさんです。
新緑で、目と感性を満たしたあとは、舌と胃袋を満たす番です。
パンフレットで見つけた「カフェぬく森」を目指します。
つづく。